補完関係式を用いた実蒸発散量推定の特徴 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.220-221 , 2009

発表番号 [2-1]

Characteristics of the complementary relationship-based evapotranspiration Models

Nakamichi Takeshi [Graduate School of Environmental Science, Okayama Univ.]
Moroizumi Toshitsugu [Graduate School of Environmental Science, Okayama Univ.]
Miura Takeshi [Graduate School of Environmental Science, Okayama Univ.]

補完関係式を用いた実蒸発散量推定の特徴

○中道 丈史 [岡山大学大学院環境学研究科]
諸泉 利嗣 [岡山大学大学院環境学研究科]
三浦 健志 [岡山大学大学院環境学研究科]

補完法は実用的な広域蒸発散量推定手法であるが,現段階ではモデルの検証や解析が不十分であると言える。日本の代表的な都市-郊外でMAAモデル,CRAEモデル,Penman式を適用した結果,郊外では同程度の推定をしたが,都市部では手法毎に大きな差が出た。これは都市部の飽差が大きいことが原因であった。都市と郊外の実蒸発散量を統計的に比較した結果,都市部ではMAAモデルによる実蒸発散量の推定が適切であることが分かった。

Keyword: 蒸発・蒸発散, 水収支・水循環, 補完関係式
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