修正型TOPMODELによる青ナイル川流域の流出解析 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.256-257 , 2009

発表番号 [2-19]

Runoff analysis of the Blue Nile basin with modified TOPMODEL

FUJII Akihiko [Graduate School of Agricultural Science, Kobe University]
TADA Akio [Graduate School of Agricultural Science, Kobe University]
TANAKAMARU Haruya [Graduate School of Agricultural Science, Kobe University]

修正型TOPMODELによる青ナイル川流域の流出解析

○藤井 暁彦 [神戸大学大学院農学研究科]
多田 明夫 [神戸大学大学院農学研究科]
田中丸 治哉 [神戸大学大学院農学研究科]

本研究は,修正型TOPMODELを用い,青ナイル川上流域を対象に長期流出解析を行った結果について述べたものである.修正型TOPMODELとは,異なるモデルパラメータの値を支流域毎に設定することで,大流域の流出特性の空間的不均一性を反映できる分布型モデルである.パラメータの設定においては,対象流域のGISデータを用いた.その結果は概ね良好であり,水文資料が乏しい地域の情報抽出において,GISデータの利用が有効であることを確認できた.

Keyword: 水収支・水循環, 長期流出, 用水管理
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