アニオン性界面活性剤の腐植質土壌中における移動と電解質濃度の影響 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.336-337 , 2009

発表番号 [3-8]

Anionic Surfactant Movement in Humic Soil and Influence of Electrolyte Concentration

ISHIGURO Munehide [Okayama University]
MORIGUCHI Kazuteru [Okayama University]
NAKAMORI Noriyuki [Former position; Okayama University]
SUGIYAMA Shinya [Former position; Okayama University]
ISHIOKA Akiko [Former position; Okayama University]

アニオン性界面活性剤の腐植質土壌中における移動と電解質濃度の影響

○石黒 宗秀 [岡山大学大学院環境学研究科]
森口 一輝 [岡山大学大学院環境学研究科]
中森 紀幸 [前岡山大学環境理工学部]
杉山 真也 [前岡山大学環境理工学部]
石岡 亜希子 [前岡山大学環境理工学部]

電解質濃度と疎水基形状が,アニオン性界面活性剤の腐植質土壌中での移動に及ぼす影響を明らかにするために,溶液浸透実験と吸着実験を行った.分枝状炭素鎖の活性剤は,電解質濃度の増大により吸着量が増大し,土壌中での移動が遅れた.直鎖状炭素鎖の活性剤は,分解反応により流出が抑制された.特に,実験後半で低電解質濃度で顕著であった.

Keyword: 溶質移動, 腐植質土壌, 界面活性剤
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