発表番号 [3-25]
Electrophoretic mobility of latex particles: Effect of divalent ions
Kobayashi Motoyoshi [Faculty of Agriculture, Iwate University]
Sasaki Ayano [Faculty of Agriculture, Iwate University]
ラテックス粒子の電気泳動:二価イオンの効果
○小林 幹佳 [岩手大学農学部]
佐々木 章乃 [岩手大学農学部]
一価と二価の対イオンが混合した溶液中におけるラテックス粒子の電気泳動実験を行い,実験結果を緩和効果とすべり面の効果を含む標準理論により解析した。緩和効果を考慮した理論値は実験値と同様の傾向を示した。理論値と実験値を定量的に一致させるためにはすべり面の導入が必要であった。実験値と理論値の比較から,表面からすべり面までの距離は0〜0.25nmの範囲にあると推定した。
Keyword: コロイド・粘土, 水環境・水質, 物質循環
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