水田土壌試料からのメタン放出への浸透状況が及ぼす影響 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.388-389 , 2009

発表番号 [3-34]

Effect of percolation condition on methane emission from paddy soil columns

Dei Hiroki [The University of Tokyo]
Iida Toshiaki [The University of Tokyo]

水田土壌試料からのメタン放出への浸透状況が及ぼす影響

○出井 宏樹 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
飯田 俊彰 [東京大学大学院農学生命科学研究科]

水田の成層土壌を再現した土柱模型からのメタンフラックスを測定した。同一の土層構造で地下水位と空気浸入の条件を変えた実験を、平行して行った。空気侵入の有無に関わらず、地下水位の変化によってメタン生成に大きく関与すると考えられる作土層のEhには影響しないことが分った。しかし、地下水位が低いときのメタンフラックスは、高いときのそれに比べて小さく、浸透量がメタンフラックスに影響を与える可能性が指摘された。

Keyword: 水田水管理, メタン放出, 浸透型
GET PDF=09/09003-34.pdf



(C) JSIDRE

JSIDRE search system: Produced by mizo (1998.10.15) Updated by mizo & seki (update history)