発表番号 [4-29]
Field survey in salt-affected paddy rice fields in Nakajima along Nanao Bay, Ishikawa Pref.
Murashima Kazuo [ Ishikawa Prefectural University]
Ishigaki Hiroo [Ishikawa Prefectural Government]
Nakada Yoshio [Ishikawa Prefectural Government]
Maedera Seiichi [Ishikawa Prefectural Government]
七尾湾沿い水田地帯の塩害について (2)
○村島 和男 [石川県立大学生物資源環境学部]
石垣 広男 [石川県 中能登農林総合事務所 土地改良部]
中田 芳夫 [石川県 中能登農林総合事務所 土地改良部]
前寺 清一 [石川県 農林水産部 ]
2007年9月に石川県中島地区の水田で発生した塩害について、発生原因を探ると共に、暗渠排水試験を行って暗渠の排水機能と塩分除去機能を調査した。その結果、(1)塩分は感潮河川を通して地下水の流入が持ち込む、(2)地下水位が高い区域は塩害が発生する危険度が高い、(3)頻繁な降雨が土壌中の塩分を除去するが、長期を要するので暗渠は必要である、(4)気象条件、降水量、海水位〜河川水位が塩害発生に大きく関わることがわかった。
Keyword: 塩害, 暗渠排水, 水田
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