発表番号 [4-41]
Estimation of Potential Area for Winter-flooded Rice Fields Utilizing for Gravity Irrigation System
SATO Shuta [Graduate School of Agriculture, Tokyo University of Agriculture and Technology]
TAMURA Takahiro [Utsunomiya Univ. Faculty of Agriculture]
重力式灌漑による冬期湛水可能面積の算定
○佐藤 周太 [東京農工大学大学院農学府]
田村 孝浩 [宇都宮大学農学部]
湿地環境の復元や冬鳥の塒や採餌場の利用,有機農業の推進を目的として,非灌漑期に意図的に湛水を行う冬期湛水水田が全国的に拡がっている。しかし,冬期湛水の実施に必要となる非灌漑期の賦存水量や圃場の水収支に関する研究の蓄積はまだ十分でない。本研究では,重力式灌漑による冬期湛水を行っている宮城県大崎市北小塩地区を対象地区として,非灌漑期の圃場水収支と水源水量を実証的に把握し,湛水可能面積の試算を行った。
Keyword: 冬期湛水水田, 水利条件, 圃場の水収支
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