豪雨時の越流被害に対するため池堤体の信頼性設計 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.598-599 , 2009

発表番号 [6-5]

Risk evaluation and reliability-based design of earth-fill dams for overflow due to heavy rains

Nishimura Shin-ichi [Okayama University]
Mori Shunsuke [Okayama University]
Fujisawa Kazunori [Okayama University]
Murakami Akira [Okayama University]

豪雨時の越流被害に対するため池堤体の信頼性設計

○西村 伸一 [岡山大学]
森 俊輔 [岡山大学]
藤澤 和謙 [岡山大学]
村上 章 [岡山大学]

ため池は,江戸時代以前に建造されたものも多く,老朽化が激しく,豪雨によって毎年ため池が決壊するという事態が起こっている.ため池が決壊することにより周辺地域に災害が確実に及ぶことになる.本研究では,周辺への被害額を考慮して,改修の判定基準を決定する際の,豪雨時におけるため池堤体の越流のリスク評価を目的とする.ここでは,改修の前後における総コストの計算を行い,余水吐の改修効果について議論する.

Keyword: ため池, 越流確率, 信頼性設計
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