キャピラリーバリアを利用した斜面減災に関する技術検討 −限界長の現地計測− (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.602-603 , 2009

発表番号 [6-7]

Field measurement of rainfall infiltraion in capillary barrier of soil and its divergence length

Morii Toshihiro [Faculty of Agriculture, Niigata University]
Matsumoto Satoshi [Graduate School of Science and Technology, Niigata University]

キャピラリーバリアを利用した斜面減災に関する技術検討 −限界長の現地計測−

○森井 俊広 [新潟大学農学部]
松本 智 [新潟大学大学院自然科学研究科]

圃場斜面に造成した砂層と礫層の2層構造地盤において,約4ヶ月にわたり土中水分動態を計測し,降雨浸潤に対するキャピラリー・バリアの抑制効果を確認した。合わせて,野外の実用条件下で,限界長を計測した。限界長はキャピラリー・バリアの断面構造を決定する重要な設計因子である。観測値との比較考察により,その推定にSteenhuis and Parlange式が有用であることを明らかにした。

Keyword: 土のキャピラリー・バリア, 限界長, 土の不飽和水分特性
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