平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震における荒砥沢ダムの地震時挙動 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.652-653 , 2009

発表番号 [7-3]

Seismic behavior of Aratozawa Dam in the Iwate-Miyagi Nairiku Earthquake in 2008

Masukawa Susumu [National Institute for Rural Engineering]
Asano Isamu [National Institute for Rural Engineering]
Tagashira Hidekazu [National Institute for Rural Engineering]
Hayashida Yoichi [National Institute for Rural Engineering]

平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震における荒砥沢ダムの地震時挙動

○増川 晋 [(独)農研機構 農村工学研究所]
浅野 勇 [(独)農研機構 農村工学研究所]
田頭 秀和 [(独)農研機構 農村工学研究所]
林田 洋一 [(独)農研機構 農村工学研究所]

平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震の震央から約16kmにあった荒砥沢ダムは大きな入力加速度を経験した。本地震による被災の概要と地震観測記録の加速度波形の特徴について報告している。大きな入力加速度にもかかわらず,現設計基準はダムの安全性を確保している。応答波形の振動数のピークは数十または100Gal程度の入力加速度に比べ低い振動数にピークが現れ、築堤材料の非線形性を現していると考えられる。

Keyword: ロックフィルダム, 土構造物の地震時挙動, 地震観測記録
GET PDF=09/09007-03.pdf



(C) JSIDRE

JSIDRE search system: Produced by mizo (1998.10.15) Updated by mizo & seki (update history)