発表番号 [8-1]
A study on changes in population density and distribution of fishes before and after the farmland consolidation
YAMAGUCHI Ryo [Graduate School of Agriculture, Utsunomiya University]
KAKINO Wataru [Seisho Region Prefectural Administration Center]
MATSUZAWA Shinichi [Nagano Prefecture]
MIZUTANI Masakazu [Utsunomiya University]
圃場整備前後における魚類の生息密度と分布の変化に関する研究
○山口 亮 [宇都宮大学大学院]
柿野 亘 [神奈川県西湘地域県政センター]
松澤 真一 [長野県庁]
水谷 正一 [宇都宮大学農学部]
栃木県小貝川上流域の杉山入の谷津では生態系保全型の圃場整備事業が行われ、これに隣接する大谷津では従来型の圃場整備が実施された。本研究ではそれぞれの谷津における魚類の生息密度と生息分布の時系列的な変化を把握し、生態系保全工法が魚類の生息に及ぼす効果を明らかにすることを目的とした。両谷津で魚類の減少が起こっており、その原因は杉山入の谷津では水深の低下、大谷津では水路内構造の変化であると考えられた。
Keyword: 生態系, 圃場整備,
GET PDF=09/09008-01.pdf