発表番号 [9-10]
Nitrogen leaching from andosol upland field applied with methane fermentation digested liquid
Nakamura Masato [National Institute for Rural Engineering]
Fujikawa Tomonori [Tokyo University of Agriculture]
Yuyama Yoshito [National Institute for Rural Engineering]
Yamaoka Masaru [National Institute for Rural Engineering]
メタン発酵消化液を施用した黒ボク土畑からの窒素の溶脱特性
○中村 真人 [農村工学研究所]
藤川 智紀 [東京農業大学]
柚山 義人 [農村工学研究所]
山岡 賢 [農村工学研究所]
メタン発酵消化液を施用した畑地からの窒素の溶脱特性を明らかにするために,消化液,硫酸アンモニウムをそれぞれ施用したモノリスライシメータを用いて調査を行った.2年間の調査の結果,施用した窒素に対する作物吸収,溶脱の割合は,消化液区で27%,44%,硫酸アンモニウム区で32%,46%であった.消化液は,硫安と同等の速効性肥料として作物に利用されるとともに,硫安と同様の窒素の溶脱特性を示した.
Keyword: 硝酸汚染, バイオマス, 地下水
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