有明海奥部泥質干潟の温熱環境とその生物活動への影響について (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.852-853 , 2009

発表番号 [9-22]

Discussion on Heat and Temperature Environment, and its Effects on the Biologic Activity on the Muddy Tidal Flat of the Ariake Sea

Seguchi Masahiro [Faculty of Agriculture, Saga University]
Koriyama Masumi [Faculty of Agriculture, Saga University]
Yoshino Katunori [Faculty of Agriculture, Saga University]
Tanaka Fumiya [Faculty of Agriculture, Saga University]

有明海奥部泥質干潟の温熱環境とその生物活動への影響について

○瀬口 昌洋 [佐賀大学 農学部]
郡山 益実 [佐賀大学 農学部]
吉野 克則 [佐賀大学 農学部]
田中 文也 [佐賀大学 農学部]

本研究では,有明海奥部に広がる泥質干潟やそこに生息する貴重な底生生物を保全するための基礎的知見を得るために,底生生物の生息と活動に大きな影響を及ぼす泥質干潟の温熱環境の特性さらには温熱環境と巣穴形成や摂食などの生物活動との関連性を詳細な現地観測データに基づき,検討,考察した.干潟における夏季と冬季の熱収支構造や底質中の温度分布の特性,干潟面での温熱環境と表在性底生生物の生物活動の関連性,さらにはその生物活動の埋在性底生生物形成の巣穴の消長過程への影響が明かにされた.

Keyword: 有明海, 泥質干潟, 温熱環境
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