発表番号 [9-23]
Occurrence and Disappear of Hypoxic Water in the Interior Parts of Ariake Sea
ISHITANI Tetsuhiro [The United Graduate School of Agricultural Science,Kagoshima University]
SEGUCHI Masahiro [Faculty of Agriculture, Saga University ]
KORIYAMA Masumi [Faculty of Agriculture, Saga University ]
有明海奥部における貧酸素水塊の消長について
○石谷 哲寛 [鹿児島大学大学院連合農学研究科]
瀬口 昌洋 [佐賀大学 農学部]
郡山 益実 [佐賀大学 農学部]
本研究では,有明海奥部における貧酸素水塊の消長について,現地観測データを基に検討・考察した.その結果,水深が浅く酸素消費量の大きい沿岸部では,短時間で底層付近のDOは低下するが,波浪や潮流の影響をより直接的に受けやすいため,発生した貧酸素水塊は少しの風や波でも解消されること,逆に水深の深い地点では,一度発生した貧酸素水塊は容易に解消されず,長期間滞留することなどが明らかになった.
Keyword: 有明海, 貧酸素水塊, 酸素消費量
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