有明海奥部における貧酸素水塊の消長について (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.854-855 , 2009

発表番号 [9-23]

Occurrence and Disappear of Hypoxic Water in the Interior Parts of Ariake Sea

ISHITANI Tetsuhiro [The United Graduate School of Agricultural Science,Kagoshima University]
SEGUCHI Masahiro [Faculty of Agriculture, Saga University ]
KORIYAMA Masumi [Faculty of Agriculture, Saga University ]

有明海奥部における貧酸素水塊の消長について

○石谷 哲寛 [鹿児島大学大学院連合農学研究科]
瀬口 昌洋 [佐賀大学 農学部]
郡山 益実 [佐賀大学 農学部]

本研究では,有明海奥部における貧酸素水塊の消長について,現地観測データを基に検討・考察した.その結果,水深が浅く酸素消費量の大きい沿岸部では,短時間で底層付近のDOは低下するが,波浪や潮流の影響をより直接的に受けやすいため,発生した貧酸素水塊は少しの風や波でも解消されること,逆に水深の深い地点では,一度発生した貧酸素水塊は容易に解消されず,長期間滞留することなどが明らかになった.

Keyword: 有明海, 貧酸素水塊, 酸素消費量
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