腐植物質および腐植物質/鉱物複合体に対する金属イオンの結合に関する研究 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.56-57 , 2009

発表番号 [企-7-3]

Metal Binding to Humic Substances and Humic Substance/ Mineral Composites

Saito Takumi [Department of Nuclear Engineering and Management, School of Engineering, The University of Tokyo]

腐植物質および腐植物質/鉱物複合体に対する金属イオンの結合に関する研究

○斎藤 拓巳 [東京大学大学院工学系研究科原子力国際専攻]

腐植物質は動植物の遺骸が分解・縮合する過程で生じる難分解性の有機物の総称であり,比較的小さな有機分子が弱い相互作用によって結合した,大きさ数nm程度の有機ナノコロイドである.腐植物質は様々な汚染物質と相互作用をし,汚染物質のキャリアとして働くことが知られている.本講演では,腐植物質への有害金属イオンの結合を対象に,その評価方法や結合量の環境条件への依存性,結合のモデル化について概観する.

Keyword: 腐植物質, 金属イオン, 結合モデル
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