発表番号 [企-10-4]
A Dilemma about Hydraulics or Design Method −A Case of Bar Screen Compound Type Torrent Intakes−
Kojima Michihiko [Meiji University, School of Agriculture]
理論と設計のジレンマ ―バースクリーン複合型渓流取水工の場合―
○小島 信彦 [明治大学農学部]
水理現象は理論だけではその全容を表現できず、経験則を一般には係数の形で与えて表現している。これは経験の積み重ねや水理模型実験(計測器)の精度の上昇に伴い、より複雑で厳密になっていくと考えられるが、計算機の発達により計算は可能となってきている。一方、設計の現場においては、この係数の持つ意味が明確であり、適切に扱いやすい方が好ましい。このジレンマについて、バースクリーン複合型渓流取水工を例として考えた。
Keyword: 水理構造諸元, 設計方法, 渓流取水工
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