発表番号 [企-11-4]
Hydrological Observation and Analysis for Global Warming Countermeasures
Chikamori Hidetaka [Graduate School of Environmental Science, Okayama University]
地球温暖化対応のための水文観測と解析
○近森 秀高 [岡山大学大学院環境学研究科]
近年,地球温暖化による将来の洪水および渇水危険度の上昇が懸念されている。ここでは,危険度予測に必要となる水文観測と解析について展望し,我が国では,将来予測のための水文解析に必要なデータは整備されつつあること,農地等の小流域でも観測体制は整っており,データの活用が今後の課題であること,地理データの整備も重要であること,降水の将来予測には,気候学・気象学分野の研究者との協同が必要であることを述べた。
Keyword: 水収支・水循環, 降雨特性, 流出特性
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