発表番号 [企-12-2]
Divice of Canal Woks maitenance on Tujyunyousui and Tujyunktyou
SHIMA Takeo [National Institute for Rural Engineering]
OGAWA Shigeo [National Institute for Rural Engineering]
YOSHISAKO Hiroshi [National Institute for Rural Engineering]
HIROSE Yuuichi [National Institute for Rural Engineering]
通潤用水および通潤橋における施設管理の工夫
○島 武男 [農村工学研究所]
小川 茂男 [農村工学研究所]
吉迫 宏 [農村工学研究所]
廣瀬 裕一 [農村工学研究所]
歴史的水路システムである熊本県山都町通潤用水を事例として、現在の水路システムにも活用できる工夫を考察した。通潤用水の用水路区間では,「泥ぜん抜き」と呼ばれる沈砂池が複数箇所に設置されており,管理者は選択的にこの区間を清掃すればよい。また,通潤橋では石管の接着に漆喰が用いられており,漏水した場合は,漆喰のみを交換すればよい。これらの工夫,技術を,現在の土木技術に取り入れるという視点も今後重要である。
Keyword: 歴史的水利施設, 水路システム, 施設管理
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