中国三江平原における農業活動が溶存鉄フラックスに及ぼす影響の評価 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.104-105 , 2009

発表番号 [企-13-2]

Evaluation of agricultural activity impacts on dissolved iron flux in the Sanjiang Plain, China

Onishi Takeo [Research Institute for Humanity and Nature]
Yoh Muneoki [Tokyo University of Agriculture and Technology]
Yan Baixing [Northeast Institute of Geography and Agroecology, Chinese Academy of Sciences]
Kawahigashi Masayuki [Nihon University]

中国三江平原における農業活動が溶存鉄フラックスに及ぼす影響の評価

○大西 健夫 [総合地球環境学研究所]
楊 宗興 [東京農工大学]
閻 百興 [中国科学院東北地理・農業生態研究所]
川東 正幸 [日本大学]

アムール川の湿地から供給される溶存鉄は,北部北太平洋における一次生産を支えている.しかし,中国における大規模な農地開発が溶存鉄フラックスを減少させる可能性が示唆されている.そこで,溶存鉄の生成プロセスを組み込んだ水文モデルを用いて中国三江平原における溶存鉄フラックスの減少量を推定した結果を報告する.あわせて,高い溶存鉄濃度をもつ地下水の揚水に伴って溶存鉄フラックスが逆に増加する可能性も報告する.

Keyword: 溶存鉄, 水田, 湿原
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