地域生態系の「へそ」を護る (三重県における生物多様性の取組) (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.120-121 , 2009

発表番号 [企-14-5]

Conserving  “Navel” of the local ecosystem

IWASAKI Mitsuo [Mie Prefecture ]
NOZAKI Yuji [Mie Prefecture ]
SEKO Masaru [Mie Prefecture ]
OHNO Ken [Mie University ]

地域生態系の「へそ」を護る (三重県における生物多様性の取組)

○岩 光雄 [三重県農水商工部]
野 裕二 [三重県農水商工部]
世古 勝 [三重県農水商工部]
大野 研 [三重大学大学院生物資源学研究科]

ため池は、地域生態系に大きな影響を与えており、生態系の「へそ」とも言われている。本県では、ため池改修の取組を、NN事業全般にかかる生物多様性保全の中核として位置づけ、生物の専門家等で協議会を組織し、事業の構想時から維持管理まで、一貫して助言・指導を行っている。さらに予算面では、生態系保全のための調査や、工事費増嵩を農家に負担させない仕組を取っている。これらにより実効性が高く継続的な生態系保全が可能となった。

Keyword: 生態系, 環境保全,
GET PDF=09/09S14-05.pdf



(C) JSIDRE

JSIDRE search system: Produced by mizo (1998.10.15) Updated by mizo & seki (update history)