北陸地方の国営事業地区における高収益作物の導入に向けた取組事例 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.471-472 , 2023

発表番号 [7-13]

Case of effort to introduce highly profitable crops to land improvement project area in Hokuriku region

FUKURA Eiji[SANSUI CONSULTANT Co.Ltd]・MITANI Kazuya[SANSUI CONSULTANT Co.Ltd]

北陸地方の国営事業地区における高収益作物の導入に向けた取組事例

○福羅 栄治[サンスイコンサルタント(株)]・三谷 和也[サンスイコンサルタント(株)]

現在,わが国では主食用米の需要や価格が低迷していることから,農業所得の維持・向上を図るため,水稲に依存した農業から脱却するとともに,野菜や果樹等の高収益作物の導入が推進されている.本稿では,北陸地方の国営事業地区を事例に,高収益作物の導入支援に係るこれまでの取組内容,県・JA・営農者等の連携による現在の取組状況及び今後の取組方針について紹介する.

Keyword: 高収益作物,基盤整備,機械化,集出荷施設整備, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.471-472 , 2022

発表番号 [7-13]

Basic study on the mechanical property of embankment geomaterial

○KIMATA Takashi[Graduate School of Agriculture, Osaka Metropolitan Univers]・KUDO Yosuke[Graduate School of Agriculture, Osaka Metropolitan Univers]

築堤材料土の力学特性に関する基礎的研究−断面積変化を考慮した一軸圧縮強度について−

○木全 卓[大阪公立大学大学院]・工藤 庸介[大阪公立大学大学院]

拘束圧がゼロの状態における土の強度を求める一軸圧縮試験において、レーザー変位計により試験中の側方膨張量を測定して供試体の体積変化を求め、圧縮強度を正確に評価することを試みた。その結果、実験の基準書等で定められている前提条件(圧縮中の供試体の体積は一定とみなす)に従うと、試料や供試体の条件にもよるが、算出される圧縮強度には2〜3%の誤差が生じることがわかった。

Keyword: 築堤材料,一軸圧縮試験,断面積変化, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.61-62 , 2020

発表番号 [1-47]

Laboratory experiments on solute transport in stratified porous media

Tomoki Kurasawa[Graduate school of agricultural science, Kobe university]・Mariko Suzuki[Graduate school of agricultural science, Kobe university]・Kazuya Inoue[Graduate school of agricultural science, Kobe university]

成層多孔質媒体における溶質輸送現象の実験的検討

倉澤 智樹[神戸大学大学院]・鈴木 麻里子[神戸大学大学院]・井上 一哉[神戸大学大学院]

実地盤に存在する透水係数の不均質性は,地下水によって輸送される溶質を空間的に拡大させる.本研究では,不均質地盤のうち成層構成に焦点を当て,ラボレベル試験によって溶質の拡大現象を定量評価した.結果として,流れ方向への拡大の指標である重心周りの空間2次モーメントおよび溶質のフロント部とリア部の間の幾何距離は,透水係数の差が大きい試料で構成された成層地盤において比較的大きく推定された.

Keyword: 成層地盤, 溶質輸送, ラボレベル試験
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.471-472 , 2020

発表番号 [R-16]

Added organic matter for nitrogen removal test in ponded soil

Naoki Obata[Chiba prefecture]・Hiroyuki Matsui[College of Agriculture, Utsunomiya University]・Kazutoshi Osawa[College of Agriculture, Utsunomiya University]

湛水土壌の硝酸除去機能の検討に向けた添加有機物の検討

小幡 尚貴[関東地方整備局]・松井 宏之[宇都宮大学]・大澤 和敏[宇都宮大学]

本研究では,水田を想定した実験環境において硝酸態窒素除去を検討する際に,土壌に添加するのに適した有機物について検討した。添加有機物としては,メタノールとコハク酸とした。その結果,コハク酸添加では,同一試験区内のバラツキは抑えられるものの,過大な除去係数が得られた。一方,メタノール添加では,バラツキは認められるものの,コハク酸と比べると実際の水田に近い除去係数を得ることができた。

Keyword: 脱窒、対流, フミン酸, メタノール
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.308-309 , 2019

発表番号 [1-47]

Differences in motivation to participate management activities for irrigation pond and in perception to disaster response by experiential gap of cultivation

Hidetsugu Morimoto[Graduate School of Bioresources]・Shunsuke Sato[Faculty of Tourism and Environmental Studies]

耕作経験の差異に伴うため池の保全・管理意欲と災害対応への認識の違い

森本 英嗣[三重大学大学院]・佐藤 駿将[長野大学]

本研究は,耕作経験の違いに着目し,ため池の保全・管理活動への参加意欲の要因ならびに災害対応への認識の差を明らかにした。経験の差に限らず生態系サービスの認識に差はなかったが,多面的機能とともに語句の認識の高さと保全・管理活動への参加には正の相関が見られた。また,耕作経験の差で災害対応の差異を確認したものの,全体的にハザードマップの保管場所や家族間での対処方法の情報共有が不十分であることが分かった。

Keyword: 環境保全, 集落計画,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.471-472 , 2016

発表番号 [4-21(P)]

Impact of the Method of Planting Trench Formation on Soil Water Transport Properties at a Chinese-yam Cultivation

ENDO AKIRA[Faculty of Agriculture and Life Sciences, Hirosaki University]・IMAKAWA MITSUGU[Kamikita District Administration Office, Aomori Prefectural Government]・OHWAYAMA SHIN-ICHI[Kamikita District Administration Office, Aomori Prefectural Government]・KAMITAIRA AKIHIRO[National Federation of Agricultural Cooperative Associations in Aomori Prefecture]・SUGIYAMA NORIO[Japan Agricultural Cooperatives in Towada-Oirase]

ナガイモ栽培時におけるトレンチャー溝の形成方式が土壌水分移動特性に与える影響

遠藤 明[弘前大学]・今川 貢[青森県上北地域県民局]・大和山 真一[青森県上北地域県民局]・上平 章弘[全国農業協同組合連合会]・杉山 憲雄[JA十和田おいらせ農協]

本研究は青森県上北地域のナガイモ作付圃場の土壌水分移動の様態を数値計算により明らかにし,ナガイモの根部障害発生との関連を明らかにすることを目標にしている.ナガイモ栽培時において,チェーン式・ホイール式トレンチャーが植溝を形成することにより,植溝土壌の透水性・保水性に対しどのような影響を与えるのかを調査した.その結果,トレンチャー溝の形成方式の相違が水分移動特性に大きな影響を与えることがわかった.

Keyword: ナガイモ畑, トレンチャー, 土壌中の水分移動
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.200-201 , 2010

発表番号 [1-47]

Development of water hammer analysis by the CIP - method of characteristics and calculation lattice design technique

MUKAI Akie [National Institute for Rural Engineering]
TARUYA Hiroyuki [National Institute for Rural Engineering]
TANAKA Yoshikazu [National Institute for Rural Engineering]

CIP特性直線法による水撃解析と計算格子設計手法の開発

向井 章恵 [農村工学研究所]
樽屋 啓之 [農村工学研究所]
○田中 良和 [農村工学研究所]

計算格子を容易に作成して高精度の解析結果が得られる水撃解析手法の開発に向けた基礎的研究を行った.提案する手法は,特性直線法の空間補間にCIP法を適用し,境界条件に適切な空間一階微分値を設定した.本手法の空間補間誤差の理論式を線形安定性解析により導出して,数値実験結果との比較から妥当性を検証した.計算格子の設計には,離散化誤差の評価も必要であるが,空間補間誤差のみに基づいて計算格子の設計方法を提案した.

Keyword: 水撃圧, 特性直線法, 計算格子
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.228-229 , 2008

発表番号 [1-47]

Structural proPerty of Microclimate Environment of Chinese Style Greenhouse in Yan'an city

BAI_Yanmei [Faculty of Agriculture, Tottori Univ.]
INOSAKO_Koji [Faculty of Agriculture, Tottori Univ.]
LIANG_Yinli [Insititution of soil and water conservation, CAS]
INOUE_Mitsuhiro [Arid Land Research Center, Tottori Univ.]
TAKUMA_Katsutoshi [Faculty of Agriculture, Tottori Univ.]

延安における中国式温室の構造上の特徴と微気象環境

○白 艶梅 [鳥取大学大学院連合農学研究科]
猪迫 耕二 [鳥取大学農学部]
梁 銀麗 [中国科学院水土保持研究所]
井上 光弘 [鳥取大学乾燥地研究センター]
田熊 勝利 [鳥取大学農学部]

中国陝西省延安地区に展開する中国式温室の構造上の特徴を詳細に調査し,2003年から2006年にわたる温室内の気温,湿度,日射量,地温のモニタリングを実施した.その結果,温室外の最低気温が-16℃でも温室内は2℃を保っており,−21℃まで低下した状態でも0.2℃を維持することが確かめられた.この保温性の高さは黄土を壁として使用する本温室の構造上の特徴からくるものであることが明らかとなった.

Keyword: 畑地灌漑, 気象環境, 温室
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.242-243 , 2007

発表番号 (1-47)

Comparison of Surface Temperature and Evaporation Rate between Wet and Dry Paddy Field

Ardiansyah [Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]
Shiozawa Sho [Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]
Nishida Kazuhiro [Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]
Yoshida Koshi [Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]

湿潤水田と乾燥水田における表面温度と蒸発速度の比較

○Ardiansyah [東京大学大学院 農学生命科学研究科]
塩沢 昌 [東京大学大学院 農学生命科学研究科]
西田 和弘 [東京大学大学院 農学生命科学研究科]
吉田 貢士 [東京大学大学院 農学生命科学研究科]

圃場において,土壌表面温度とマイクロライシメーターを用いた実蒸発量の測定を行い,乾燥土と湿潤土とで土壌表面温度が蒸発に与える影響を比較した.また,実測した土壌には,熱特性を決める膨潤性を持つことがわかった.この結果,熱伝導率は含水量だけでなく乾燥密度にも依存して変化することを示した.この熱伝導率を用いて,土壌表面での熱収支を計算した.

Keyword: Watershed, surface temperature, actual evaporation
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.200-201 , 2003

発表番号 1-47

Study on Mire Hydrology, its Conservation and Restoration

Takashi Inoue [Graduate School of Agriculture,Hokkaido University]
Suzuka Nishimura [Graduate School of Agriculture,Hokkaido University]
Junko Fkushima [Sansui consultant Co.,Ltd.]

泥炭地湿原の水文環境と保全・再生対策

井上 京 [北海道大学大学院農学研究科]
○西村鈴華 [北海道大学大学院農学研究科]
福島潤子 [サンスイコンサルタント(株)]

湿原としての環境が劣化した北海道内のいくつかの泥炭地湿原について,その水文環境の再生を図るべく,地形と地下水位,泥炭の水分保持能に関する調査を行った。泥炭地タンクモデルを用いて地下水位変動パターンを解析し,その月別傾向や経年変化を調べた。また減水量をもとに泥炭の水分保持能を求め,場所によるこれらの差異を明らかにした。以上の結果をもとに,泥炭地の湿原としての保全・再生策を検討した。

Keyword: 地下水位, 減水量, 泥炭地タンクモデル
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.156-157 , 2002

発表番号 1-47

Water Retention Characteristics in Terraced Paddy Fields

Takeo ONISHI [Graduate School of Agriculture, Kyoto University]
Toru MITSUNO [Graduate School of Agriculture, Kyoto University]
Haruhiko HORINO [Graduate School of Agriculture and Biological Sciences, Osaka Prefecture University]

傾斜地水田群における雨水貯留特性の事例的研究

○大西健夫 [京都大学大学院農学研究科]
三野徹 [京都大学大学院農学研究科]
堀野治彦 [大阪府立大学農学生命科学研究科]

京都市静原地区を事例に水文観測を行い,水収支計算より雨水の貯留特性を考察した.得られた雨水保留量曲線から,およそ40mm程度の貯留能力があることがわかった.しかし,湛水深の増加に伴い,畦畔浸透量および落水口隙間からの漏水量が増加し貯留されない水量が増加することがわかった.また,保留量変化を生育ステージ別にまとめ水管理の影響を検討したところ,顕著な特徴は見られず湛水深が決定要因であることがわかった.

Keyword: 傾斜地水田群, 雨水保留量, 畦畔浸透
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 2001

発表番号 1-47

Hydrological environment in Tohtsuruto Mire,Eastern Hokkaido

Satoshi NIHIRA〔National Research Institute of Agricultural Engineering〕
Satoshi ISHIDA〔Japan Green Resources Corporation〕
Masayuki IMAIZUMI〔National Research Institute of Agricultural Engineering〕

北海道涛釣沼湿原における水文環境特性

○二平 聡〔農業工学研究所〕
石田 聡〔緑資源公団〕
今泉 眞之〔農業工学研究所〕

低層湿原である涛釣沼湿原(北海道斜里町)を調査地として,水文環境を把握するための調査を実施した。その結果,沼への流入において地下水の影響が大きいこと,沼東側を流れる宇遠別川の水位が沼からの流出量を制御していること等が明らかになった。今後,水位等のデータ収集及び水収支解析を行い,調査地における水文環境変化の要因について分析を行う計画である。

Keyword: 湿原, 水文環境,
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 2000

発表番号 1-47

地域資源としての水辺空間を活用した農村環境整備について−北海道低平地水田地帯の河跡湖におけるビオトープ整備を事例として−

○佐藤 宣彦〔株式会社ルーラルエンジニア〕

近年、農業農村の多面的機能の向上を目的とした整備が進められてきている。北海道の低平地水田地域における河跡湖は、地域資源としての水環境として重要な要素である。河跡湖は、適切な整備により農業生産機能のみならず、ビオトープ機能やレクリェーション機能なども期待される。北海道雨竜町において、ビオトープ整備を実施した事例をもとに、生態系整備手法ならびに地域での進め方等について検討した。

Keyword: ビオトープ整備, 地域資源, 河跡湖
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1998

発表番号 1-47

定常蒸発下における水分分布の数値解析による表面抵抗関数の推定

鳥取大乾燥地研 ○藤巻 晴行・山本 太平・井上 光弘

表面抵抗を用いることにより,大きな空間増分でも比較的高い精度で土壌面蒸発速度を数値予測できるが,土壌毎に異なる表面抵抗関数の測定コスト及び時間が短所であった.そこで定常水分分布の数値解析により低コストかつ迅速に推定する方法を提案し,その表面抵抗関数が非定常状態にも適用できることを示した.また,気象条件の影響を組み入れた表面抵抗関数を提案した.それを用いた場合,精度が向上することが明らかとなった.

Keyword: 土壌面蒸発, 水蒸気移動, 表面抵抗
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1997

発表番号 1-47

中国,内蒙古,河套灌区土壌の凍結にともなう水分と塩分の動態

岡山大学環境理工学部 ○赤江 剛夫
岡山大学農学部大学院 前田 宗祐
 ・ 

Keyword: 凍結, 塩分集積, 土壌水分
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1996

発表番号 1-47

主成分分析によるため池の水質評価

京都大学農学研究科 長坂貞郎

Keyword: 水質, ため池, 主成分分析
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