発表番号 [10-10(P)]
Estimation of Small Hydropower Generation on Headwork
fenglan wang[The United Graduate School of Agricultural Science, Gifu university]・Keigo Noda[The United Graduate School of Agricultural Science, Gifu university]・Issaku Azechi[National Agriculture and Food Research Organization, Japan]・Ken Hiramatsu[Faculty of Applied Biological Science, Gifu University]・Masateru Senge[The United Graduate School of Agricultural Science, Gifu university]
Estimation of small Hydropower Generation on Headwork
王 鳳蘭[岐阜大学大学院連合農学研究科]・乃田 啓吾[岐阜大学大学院連合農学研究科]・安瀬地 一作[農業・食品産業技術総合開発機構]・平松 研[岐阜大学]・千家 正照[岐阜大学大学院連合農学研究科]
小水力発電は再生可能エネルギーの一つとして環境に優しく、効率も高い等のメリットから注目を集まっている。そして、日本では小水力発電ポテンシャルが多くある中で、農業用水利施設を利用した小水力発電の開発も活発になっている。本研究では農業用水利施設の一つである頭首工での河川放流水に着目し、その発電ポテンシャルを検討し、頭首工での小水力発電実行可能性について検討する。
Keyword: 小水力発電, 頭首工, 発電量
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発表番号 [10-10(P)]
Relationship between Groundwater Level and Soil Water Potential of FOEAS Field for Upland Use
Miyamoto Teruhito[Institute for Rural Engineering, NARO]・Kameyama Koji[Institute for Rural Engineering, NARO]・Iwata Yukiyoshi[Institute for Rural Engineering, NARO]
FOEAS圃場の転換畑利用時の地下水位と土壌水分の関係
宮本 輝仁[農村工学研究部門]・亀山 幸司[農村工学研究部門]・岩田 幸良[農村工学研究部門]
FOEAS圃場の転換畑利用時における地下水位制御方法を検討するため,ダイズ栽培圃場で観測を行った.その結果,地下水位を地表面まで上昇させた後,速やかに下げる地下水位制御により,1日後にはpF1〜2,数日後にはpF2.7まで乾燥が進む土壌水分状態ができた.ただし,地下水位と水分ポテンシャルは連動しなかったので,地下水位を上げるタイミングは,水分ポテンシャル測定をもとに判断する必要がある.
Keyword: FOEAS, ,
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発表番号 [10-10]
Hydraulic Model Test of Vertical Drop Shaft on Steep Drainage Canal
NAMIHIRA Atsushi[Institute for Rural Engineering, NARO]・NAKADA Toru[Institute for Rural Engineering, NARO]・NAKAJIMA Shigeki[Hokushin Regional Office, Nagano]・SHIGEMORI Reiji[Matsumoto Regional Office, Nagano]・TARUYA Hiroyuki[Institute for Rural Engineering, NARO]
急勾配バイパス排水路に設置される立坑式落差工の実験的検討
浪平 篤[農研機構 農村工学研究部門]・中田 達[農研機構 農村工学研究部門]・中嶋 成樹[長野県北信地方事務所]・重盛 玲二[長野県松本地方事務所]・樽屋 啓之[農研機構 農村工学研究部門]
射流状態の排水路(暗きょ・トンネル)内に設置される低落差の立坑式落差工について水理模型実験を行い,安定した減勢効果が得るため,吐出水路の入口の上側半分を塞ぐことで流入水路への堰上げ背水を生じさせない程度に立坑内で貯水を行い,この貯水によって減勢するとともに,吐出水路には露出射流状態で放流する新たな方式を考案し,坑内で下流側壁面に沿って落下する流れを減勢するための適切なステップを示した.
Keyword: 暗きょ, 無圧トンネル, 射流
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発表番号 (P-22)
Influences of Paddy Rice and Wind on Sediment Runoff from Paddy Fields
SHIMIZU_Satoshi [Graduate School of Agriculture, Utsunomiya Univ.]
MATSUI_Hiroyuki [Utsunomiya Univ.]
水田からの土壌流出に水稲・風が与える影響について
○清水 智 [宇都宮大学大学院]
松井 宏之 [宇都宮大学]
水田からの土壌流出に関する知見には,不明確な点が多く,詳細な水田からの土壌流出の観測が求められる.本報告では,水田内における浮遊土粒子の生産メカニズムを解明するため,実験水田における採水調査と,風による影響の検討を行った.その結果,水稲の存在が,田面水のSS濃度,土壌流出量に影響を与えることがわかった.また,浮遊土粒子の生産には,風による水面の乱れが影響することが示唆された.
Keyword: 水田, 土壌流出, 生産メカニズム
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発表番号 9-47
Lattice Boltzmann Simulation of Gas Diffusion and Density Driven Flow in Porous Media
Tani Shiro [Faculty of Agriculture, The University of Tokyo]
Hamamoto Syoichiro [Graduate School of Agricultural and Life Science, The Univ. of Tokyo]
Tokida Takeshi [Graduate School of Agricultural and Life Science, The Univ. of Tokyo]
Seki Katsutoshi [Graduate School of Agricultural and Life Science, The Univ. of Tokyo]
Mizoguchi Masaru [Graduate School of Agricultural and Life Science, The Univ. of Tokyo]
Miyazaki Tsuyoshi [Graduate School of Agricultural and Life Science, The Univ. of Tokyo]
格子ボルツマン法を用いた多孔質体中のガス拡散と密度流に関する研究
○谷 史郎 [東京大学農学部]
濱本 昌一郎 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
常田 岳志 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
関 勝寿 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
溝口 勝 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
宮崎 毅 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
近年,土壌内の流体移動現象を数値シミュレートする手法として格子ボルツマン法(Lattice Boltzmann Method:LBM)が注目されている。一方,空気よりも比重が大きい気体は,土壌中で重力の影響により密度流が発生することが知られている。本研究では,LBMの多孔質体中のガス拡散と密度流への適用可能性を検証し,土壌の間隙構造が拡散および密度流に与える影響について考察した。
Keyword: 格子ボルツマン法, 拡散, 密度流
GET PDF=06/06009-47.pdf