発表番号 [10-13]
Effect ofperiphytonfeeding by snails on phosphate release in flooded water of paddy fields
Susumu Hanayama[Faculty of Agriculture, Yamagata University]・Yuuta Aita[Honma Co.]・Takeyuki Annaka[Faculty of Agriculture, Yamagata University]
巻貝による付着藻類の摂食が田面水へのリン溶出におよぼす影響
花山 奨[山形大学]・會田 佑太[(株)本間組]・安中 武幸[山形大学]
水田土壌からのリン回収を目的として、ヒメタニシとモノアラガイによる土壌表面に発生した付着藻類の摂食が、田面水のリン溶出におよぼす影響を調べた。その結果、擬似水田の土壌表面に発生した付着藻類の両巻貝による摂食は、藻類からリンを溶出させることが明らかとなった。またモノアラガイは、ヒメタニシより多くのリンを溶出することが示された。
Keyword: 物質循環, ,
GET PDF=19/10-13.pdf
発表番号 [10-13]
The effect of Cut drain construction on furrow irrigation in Uzbekistan
ONISHI Junya[Japan International Research Center for Agricultural Sciences]・Gaukharay Paluashova[Research Institute of Irrigation and Water Problem, Uzbekistan]・Shrokova Yulia[Research Institute of Irrigation and Water Problem, Uzbekistan]
ウズベキスタン共和国におけるカットドレーンの施工が畝間灌漑に及ぼす影響
大西 純也[国際農林水産業研究センター]・ガオファ パラショバ[ウズベキスタン共和国 灌漑・水問題研究所]・シロコバ ユリア[ウズベキスタン共和国 灌漑・水問題研究所]
ウズベキスタン共和国は、ソ連時代の大規模な灌漑開発によって農業生産が増大したが、過剰な灌漑や不十分な排水機能によって、塩類集積が生じている。本報では、リーチング効果の向上が期待できるカットドレーンの施工が、現地で広く用いられている「畝間灌漑」及び「畝間ひとつ置きに通水する手法」に及ぼす影響について検証した結果を報告する。カットドレーン施工により土壌水分は低下したが、10%以下の減収に留まった。
Keyword: 畑地灌漑, ,
GET PDF=17/10-13.pdf