水田湛水中における溶存態放射性Csの濃度変化 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.846-847 , 2019

発表番号 [10-16]

Change of concentration of dissolved radioactive Cs in water on paddy field

Tomijiro Kubota[NARO]・Tatsuhiro Nishikiori[NARO]・Moono Shin[Fukushima University]・Susumu Miyazu[Niigata University]・Natsuki Yoshikawa[Niigata University]・Naoki Harada[Niigata University]

水田湛水中における溶存態放射性Csの濃度変化

久保田 富次郎[農業・食品産業技術総合研究機構]・錦織 達啓[農業・食品産業技術総合研究機構]・申 文浩[福島大学]・宮津 進[新潟大学]・吉川 夏樹[新潟大学]・原田 直樹[新潟大学]

本研究では、福島県請戸川下流から用水を取水する水田圃場において、水田湛水中の放射性Cs、特に溶存態Csの濃度変化について調べた。その結果、用水から水田に流入した溶存態Csの一部は、土壌吸着等により減少するものの、残りは少なくとも24時間程度は安定的に存在することがわかった。また、溶存態Csの存在割合は、水中の浮遊物質に含まれる懸濁態Csとの平衡だけでは説明できないことがわかった。

Keyword: 溶存態放射性セシウム, 水田, みかけのKd
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.740-741 , 2017

発表番号 [10-16]

Demand and supply balance analysis in irrigation plan towards improvement of water use efficiency−Case study of water balance simulation in Mwea Irrigation Scheme, Kirinyaga County, Kenya−

Akoko George[United Graduate School of Agricultural Science, Tokyo University of Agriculture and Technology]・Kato Tasuku[Institute of Agriculture, Tokyo University of Agriculture and Technology]

効率的な水配分に向けた灌漑開発計画における水需給バランスの分析−ケニア国キリニャガ郡ムエア灌漑地区における灌漑シミュレーション−

アココ ジョージ[東京農工大学大学院]・加藤 亮[東京農工大学大学院]

ケニア国ムウェア灌漑地区における水収支解析を行った。本灌漑地区は,山間部の河川を水源として水田灌漑を実施している。受益地域では乾季における慢性的な水不足が生じており,圃場スケールでの節水灌漑に興味がもたれている。SWATモデルにより,水の供給量を把握し,蒸発散量から水需要を求め,需給状態を把握した。現地では,取水量から考えられる潜在的な作付面積に実態を近づけるため間断灌漑の導入が検討されている。

Keyword: 水収支, ,
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