発表番号 [10-17(P)]
Radiocesium Inter-Annual Variations and Dynamics in Iitate, Fukushima
Mari Saito[Graduate School of Agriculture, Utsunomiya University]・Kazutoshi Osawa[Faculty of Agriculture, Utsunomiya University]・Hiroyuki Matsui[Faculty of Agriculture, Utsunomiya University]・Taku Nishimura[Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]
福島県飯舘村における放射性セシウム流出の経年変化
斉藤 真利[宇都宮大学大学院]・大澤 和敏[宇都宮大学]・松井 宏之[宇都宮大学]・西村 拓[東京大学大学院]
東日本大震災より飛散した137Csは土壌に吸着し,降雨により河川等へと流出するため,事故周辺地域での影響が懸念される.137Cs流出の影響評価を行うために,福島県飯舘村の137Cs沈着量の異なる2河川において長期に渡り現地観測を行った.結果として,SSに含まれる137Cs濃度は2015年以降では低濃度を維持しており,また,春先での降水でSSに含まれる137Cs濃度はやや上昇することが分かった.
Keyword: 放射性セシウム, 懸濁物質, 福島
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発表番号 [10-17]
Hydrological model SWAT application to terraced paddy field−Case study of Keduang watershed, Wonogiri, Indonesia−
Fitriyah Atiqotun[United Graduate School of Agricultural Science, Tokyo University of Agriculture and Technology]・Kato Tasuku[Institute of Agriculture, Tokyo University of Agriculture and Technology]
棚田地域における水文モデルSWATの適用−インドネシア国オノギリケドゥアン流域の事例研究−
フィトリヤー アティコトゥン[東京農工大学大学院]・加藤 亮[東京農工大学大学院]
SWATモデルをインドネシア国ケドゥアン地区の棚田地域に適用した。傾斜地の多いインドネシアでは棚田が多く存在し,その水収支や水循環が収量に与える影響を解明することは,今後の食料生産の増強に貢献することが期待できる。本モデルの適用により,棚田の流出特性をSWATモデルに組み込むための基礎的な知見を得た。
Keyword: SWAT, 棚田,
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