発表番号 [10-18(P)]
Nitrate nitrogen leaching characteristics of an Andosol apple orchard in snowy cold region
Akira ENDO[Faculty of Agriculture and Life Science, Hirosaki University]・Koh KATO[Faculty of Agriculture and Life Science, Hirosaki University]・Chihiro KATO[Faculty of Agriculture and Life Science, Hirosaki University]・Choichi SASAKI[Faculty of Agriculture and Life Science, Hirosaki University]
積雪寒冷地の黒ボク土リンゴ園における硝酸態窒素の溶脱特性
遠藤 明[弘前大学]・加藤 幸[弘前大学]・加藤 千尋[弘前大学]・佐々木 長市[弘前大学]
青森県津軽地域の淡色黒ボク土リンゴ園を対象に,土壌間隙水を定期的に採取しNO3-N濃度を定量し,且つ,数値計算により土壌中のNO3-Nの時空間的動態と溶脱挙動を推定した.<16cmにおける数値計算および実測NO3-N濃度は,<300dにおいて比較的良く整合した.積雪寒冷地の当リンゴ園においては,6〜7月に施肥した肥料の大部分が,5〜6ヶ月経過して深度100cmに溶脱することが明らかになった.
Keyword: リンゴ園, 土壌間隙水, 硝酸態窒素
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発表番号 [10-18]
Supplemental rice irrigation using pair pond system in Savanna
Hirouchi Shinji[Japan International Research Center for Agricultural Science]・Yamada Masakazu[Japan International Research Center for Agricultural Science]・Hirose Chikako[Japan International Research Center for Agricultural Science]
サバンナ地帯における親子ため池による補給かんがい稲作
廣内 慎司[国際農林水産業研究センター]・山田 雅一[国際農林水産業研究センター]・廣瀬 千佳子[国際農林水産業研究センター]
ガーナ北部州はコメの生産が最も多い地域であり、多くのため池があるが、これらは主に飲用水等に利用されており、農業利用は少ない。しかし、ため池は雨季になると越流が発生し、その水は有効に利用されないまま下流へと流れている。この越流水を貯留して水稲栽培を行うシステム(親子ため池システム)を考案した。限られた水資源を有効に利用するため、イネの収量に最も影響する時期に限ってかんがいする補給かんがいを導入した。
Keyword: 親子ため池システム, 補給かんがい, サバンナ
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