発表番号 [10-24]
Experimental Verification of Retarding Basin Shape of Drainage Pump Station and Inflow Plan of Main Drainage Canal
Noriaki Hayashi[Kanto Regional Agricultural Administration Office Nakagawa]・Kazuyuki Hashimoto[Kanto Regional Agricultural Administration Office Tonegawa]・Tetsuya Kishikawa[Kanto Regional Agricultural Administration Office Tochigi]・Noriyuki Kamachi[Kanto Regional Agricultural Administration Office Tochigi]・Kosuke Ishiwata[Sansui Consultant Co., Ltd]・Daisuke Yamaoka[Sansui Consultant Co., Ltd]・Shinichiro Yamada[Sansui Consultant Co., Ltd]・Atsushi Namihira[Institute for Rural Engineering, NARO]・Akira Sekiya[CTI Engineering Co., Ltd]
排水機場の遊水池形状および幹線排水路の流入計画の実験的検証
林 範昭[関東農政局那珂川沿岸農業水利事業所]・橋本 和幸[関東農政局利根川水系土地改良調査管理事務所]・岸川 哲也[関東農政局栃木南部農業水利事業所]・蒲地 紀幸[関東農政局栃木南部農業水利事業所]・石渡 康介[サンスイコンサルタント(株)]・山岡 大輔[サンスイコンサルタント(株)]・山田 慎一郎[サンスイコンサルタント(株)]・浪平 篤[農村工学研究部門]・関谷 明[(株)建設技術研究所]
現在計画中の与良川統合排水機場は用地上の問題から,東部幹線排水路末端の湾曲区間の曲線半径を小さく計画せざるを得ず,また,その遊水池への流入方向は,吸込水槽への流入方向と正反対となり,吸込水槽への不安定な導水が懸念される.そこで,水理模型実験を行い,遊水池形状および東部幹線排水路の流入計画を検証した結果,顕著な水面動揺や大きな乱れは発生せず,吸込水槽への安定した導水が可能であることが確認された.
Keyword: 水利構造物, 開水路の流れ, 水理模型実験
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発表番号 [10-24]
Water Level Fluctuation and Demonstration in Paddy Fields using Remote Automatic Operation System
Suzuki Sho[Insitute for Rural Engineering, NARO]・Wakasugi Kousuke[Insitute for Rural Engineering, NARO]
圃場水管理システムを導入した圃場の水位変動と実証事例
鈴木 翔[農村工学研究部門]・若杉 晃介[農村工学研究部門]
水稲作における水管理の省力化や最適化を目指して開発された圃場水管理システムの節水・省力の効果をより詳しく把握することを目的とし,農工研所内において作期を通した水位変動および給水状況の把握を行い,合わせて所外での実証試験も行った。システムの自動制御はセンサーによるセンシングを常に行うため,水位を安定的に維持した。また,少量の用水を頻繁に灌漑することが自動制御による水管理の特徴であることがわかった。
Keyword: 水田の水管理, 遠隔・自動制御, 省力化
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発表番号 [10-P-24]
Watershed Scale Modeling of Nitrogen-Carbon Circulation
Ozawa Yuko [Graduate School of Agriculture, Utsunomiya Univ.]
Goto Akira [Utsunomiya Univ.]
Mizutani Masakazu [Utsunomiya Univ.]
窒素・炭素連動型流域物質循環モデルの構築
○小澤 悠子 [宇都宮大学大学院]
後藤 章 [宇都宮大学農学部]
水谷 正一 [宇都宮大学農学部]
多くの環境問題は物質循環の歪みに起因しており、流域などの広域での物質循環を詳細に把握する必要がある。本研究では、窒素及び炭素とその連動的動態に着目した。窒素・炭素・水の連動を考慮できるプロセス指向モデルを流域モデルに組み込み、詳細な物質収支が算出できる流域モデルの構築を行った。また、モデル精度向上のため、データの分散について考慮する手法について検討した。
Keyword: 窒素循環, 炭素循環, Process-Based Model
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