凍結過程にあるシルトロームの凍結面近傍の水分保持特性と透水係数 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.108-109 , 2010

発表番号 [1-01]

Soil water characteristics and unsaturated hydraulic conductivity near freezing front in directionally frozen unsaturated silt loam

Kito_Tetsuya [Graduate School of Bioresorces, Mie University]
Toride_Nobuo [Graduate School of Bioresorces, Mie University]
Watanabe_Kunio [Graduate School of Bioresorces, Mie University]

凍結過程にあるシルトロームの凍結面近傍の水分保持特性と透水係数

紀藤 哲矢 [三重大学大学院生物資源学研究科]
取出 伸夫 [三重大学大学院生物資源学研究科]
○渡辺 晋生 [三重大学大学院生物資源学研究科]

不飽和シルトロームの一次元カラム凍結実験を行い、温度、水分、圧力分布の経時変化を測定した。この結果、凍土は温度低下速度が速いほど、常温の平衡時の水分特性曲線より多量の不凍水を持つことが明らかになった。また、観察された水分特性曲線とそこから導かれた不飽和透水係数を用いることで、抑制係数を用いなくても未凍土から凍土への水分移動や、凍結時の不凍水量や圧力変化を数値計算で再現することができた。

Keyword: 凍土, 水分特性, 不飽和透水係数
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