LSFEMを用いたRichards式のモデル化 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.188-189 , 2010

発表番号 [1-41]

Modeling of Richards equation Using LSFEM

Ito Akira [Guraduate School of Agriculture, Kyoto University]
Kawachi Toshihiko [Guraduate School of Agriculture, Kyoto University]
Takeuchi Junichiro [Guraduate School of Agriculture, Kyoto University]

LSFEMを用いたRichards式のモデル化

伊藤 陽 [京都大学大学院農学研究科]
河地 利彦 [京都大学大学院農学研究科]
○竹内 潤一郎 [京都大学大学院農学研究科]

Richards式に対して,LSFEMを適用した数値モデルの提案を行う.この定式化により,水位境界においても同精度でフラックスを計算できる.また,地表水と地下水を連成させる場合,質量保存は満たされ,かつ湛水深と地表面における圧力水頭に関して矛盾のないモデルを構成することができる.LSFEMとGalerkin FEMを用いた計算例では,累積浸潤量に関してLSFEMの方がメッシュ分割に依存せず計算できることが示された.

Keyword: 数値解析, 浸潤量, 地表水-地下水連成解析
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