最大表面温度を用いた異なる水分をもつ土壌からの蒸発量の推定 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.220-221 , 2010

発表番号 [2-08]

Estimation of soil evaporation from soil column under different soil water content by maximum surface temperature

Xue Zhu [Graduate School of Environmental Science, Okayama University]
Akae Takeo [Graduate School of Environmental Science, Okayama University]

最大表面温度を用いた異なる水分をもつ土壌からの蒸発量の推定

○薛 鋳 [岡山大学大学院環境学研究科]
赤江 剛夫 [岡山大学大学院環境学研究科]

日蒸発量を地表面温度だけから推定できる「最大表面温度モデル(MSTM)」を開発した。MSTMは、地表面のエネルギー収支と地表面温度の周期的変動に基づく。異なる水分量の塩類土と非塩類土からの土壌蒸発実験でモデルの有効性を検証した。推定累積蒸発量は実測値の変化傾向と一致し、3.3%大きい結果となったことから、MSTMにより蒸発量の推定が可能なことがわかった。また、塩類土の表面温度は非塩類土より高いことが認められた。

Keyword: 土壌蒸発, 塩類土, 表面温度
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