発表番号 [2-16]
Assessment of tree thinning on runoff rate using a simple discharge pattern model
SETO Shota [Graduate School of Agriculture,Kyoto University]
KAWASHIMA Shigeto [Graduate School of Agriculture,Kyoto University]
HAMA Takehide [Graduate School of Agriculture,Kyoto University]
NAKAMURA Kimihito [Graduate School of Agriculture,Kyoto University]
簡易な流出パターンモデルを用いた間伐が流出率に与える影響の評価
○瀬戸 祥太 [京都大学大学院農学研究科]
川島 茂人 [京都大学大学院農学研究科]
濱 武英 [京都大学大学院農学研究科]
中村 公人 [京都大学大学院農学研究科]
森林の流出特性を示す代表的な指標である流出率を算定する方法として,流出比(降雨イベント内の総降雨量に対する総流出量の比率)と初期流出量(流出パターンの立ち上がり点での流出量)を用いて評価する手法を提案した.その結果,間伐前の流出率が0.108,間伐後の流出率が0.161となり,間伐による流出率の増加が示された.このモデルを用いることで流域のもつ代表的な流出率を算定できる可能性が示唆された.
Keyword: 流出比, 初期流出量, 流出率
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