手取川扇状地における地下水位変化 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.246-247 , 2010

発表番号 [2-21]

Changes in groundwater level in the Tedori River Fan

Iwasaki Yumi [Graduate School of Agriculture, Kyoto University]
Ozaki Masashi [Graduate School of Life and Environmental Sicences, Osaka Prefectural University]
Nakamura Kimihito [Graduate School of Agriculture, Kyoto University]
Horino Haruhiko [Graduate School of Life and Environmental Sicences, Osaka Prefectural University]

手取川扇状地における地下水位変化

○岩崎 有美 [京都大学農学研究科]
尾崎 正志 [大阪府立大学生命環境科学研究科]
中村 公人 [京都大学農学研究科]
堀野 治彦 [大阪府立大学生命環境科学研究科]

手取川扇状地において地下水流動状況を把握するために地下水位一斉観測を実施した.過去の状況と比較すると,地下水位は扇頂部,扇央部で16年間に約5m低下していた.また,扇状地域を1つの地下水盆として年間水収支を概算した結果,灌漑水,降水,手取川流下水のいずれも重要な地下水涵養源であると考えられ,少なくとも水田面積率,降水量の経年的な減少傾向が地下水位低下に影響していると推察された.

Keyword: 地下水, 扇状地, 地下水位一斉観測
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