発表番号 [2-29]
Prediction of Rice Growth on Miyazaki Prefecture using Japanese Standard Climate Scenario Provided by the JMA
UCHIJIMA Zenbei [a Professor emeritus at the University of Otyanomizu University]
IWAKURA Naoya [METEOEM]
YAMAMOTO Taishi [Miyazaki Agricultural Research Institute]
TAKESHITA Shinichi [Faculty of Agric.,Miyazaki Univ.]
気候統一シナリオによる宮崎県の水稲生育予測
内嶋 善兵衛 [お茶の水女子大学 名誉教授]
岩倉 尚哉 [メテオエム]
山本 泰嗣 [宮崎県総合農業試験場]
○竹下 伸一 [宮崎大学農学部]
温暖化が宮崎県の水稲生育に与える影響を検討するために,気象庁による気候統一シナリオを元に,早期・普通期2品種の水稲の発育動態予測モデルを用いて現在および50年後,100年後における出穂期を推定した.その結果,早期は約一週間,普通期は約3日早まること,加えて普通期は登熟期の高温が予想された.そこで登熟期の高温回避策を検討したところ,移植日の晩期化,および早期栽培が有効であることが確認された.
Keyword: 発育動態予測モデル, 早期水稲, 温暖化
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