有明海沿岸平野部における土水路斜面の劣化 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.384-385 , 2010

発表番号 [3-35]

Degradation of Soil-Channel Slope in Ariake Sea Coastal Area

Kanayama_Motohei [Faculty of Agriculture, Kyushu University]
Higashi_Takahiro [Faculty of Agriculture, Kyushu University]
Ohtsubo_Masami [Faculty of Agriculture, Kyushu University]
Nakayama_Eri [Kagawa Prefectural Office]

有明海沿岸平野部における土水路斜面の劣化

○金山 素平 [九州大学大学院農学研究院]
東 孝寛 [九州大学大学院農学研究院]
大坪 政美 [九州大学大学院農学研究院]
中山 絵理 [香川県庁]

有明海沿岸平野部では,近年,土水路斜面の劣化が大きな問題となっている.現状のまま放置すれば,法面崩壊に伴う道路・電柱等の被害や,排水機能障害による湛水被害の増大が予測される.本研究では土の乾湿の繰返しと劣化の関係に着目し,収縮限界試験とスレーキング試験を行い現地土の劣化特性を評価した.その結果,土の含水比が収縮限界付近になるとスレーキングによる崩落率が100%近くになり,激しく崩落することが分かった.

Keyword: 土水路斜面, スレーキング, 収縮限界
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