模型振動実験からみたため池堤体の動特性 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.388-389 , 2010

発表番号 [3-37]

Earhquake Behavior of Earth Fill Dams Estimated from Model Shaking Tests

ARAI TABITO [Agricultural and Environmental Engineering,Fuculty of Agriculture,Kyoto University]
KOBAYASHI AKIRA [Graduate School of Agricultural Facilities Engineering, Kyoto University]
YUTANI HIROAKI [Agricultural and Environmental Engineering,Fuculty of Agriculture,Kyoto University]

模型振動実験からみたため池堤体の動特性

○荒居 旅人 [京都大学農学部地域環境工学科]
小林 晃 [京都大学農学研究科施設機能工学分野]
湯谷 啓明 [京都大学農学部地域環境工学科]

全国に20万個以上存在する農業用ため池においては、整備にかかる費用を最小限に抑えつつ、安全性を高める必要がある。本研究では地震時におけるため池堤体の動特性把握、安全性向上に資するデータの収集を目的とし、低コストかつ簡便な小型模型振動実験を提案した。第一に模型堤体の基本的な振動挙動を調べ、次に物性・形状を変化させその影響を調べた。その後、実験データを用いて数値解析を行い実堤体挙動の再現性を検討した。

Keyword: 土構造物の地震時挙動, 構造物の動力学的性質,
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