発表番号 [4-02]
Fundamental study on coarse aggregate spalling by erosion
UENO Kazuhiro [National Institute for Rural Engineering]
KAGEYAMA Hiroki [Shimane Prefectural Government]
TSUCHIYA Takuma [Graduate school of Life and Environmental Science, Shimane University]
NATSUKA Isamu [Graduate school of Life and Environmental Science, Shimane University]
流水摩耗に起因した粗骨材剥離に関する基礎的研究
○上野 和広 [農業・食品産業技術総合研究機構農村工学研究所]
景山 浩樹 [島根県庁]
土屋 拓万 [島根大学大学院生物資源科学研究科]
長束 勇 [島根大学大学院生物資源科学研究科]
本研究では,流水摩耗によって露出した粗骨材が剥離を生じる露出割合を明らかにするため,摩耗試験を用いた検討を行った.粗骨材の剥離を簡易的に評価するため,粗骨材の代わりに鉄球を内包させたモルタルを用いて摩耗試験を行った結果,76〜94%の露出割合で鉄球の剥離が確認された.また,表面が平滑な鉄球と凹凸をつけた鉄球とで剥離を生じる露出割合を比較したところ,表面が凹凸である方が剥離を生じにくい結果となった.
Keyword: 摩耗, 粗骨材剥離, 露出割合
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