発表番号 [4-41]
Study on Flow Transmissibility of Irrigation Canals Considering Hydraulic Conditions
Otagaki Koichiro [Incorporated Administrative Agency Japan Water Agency]
Sai Koji [Faculty of Agriculture,Kochi University]
Hasegawa Yuki [Faculty of Agriculture and Agricultural science program, Kochi University]
Sato Shushi [Faculty of Agriculture,Kochi University]
水理条件を考慮した農業用水路の通水性能評価に関する研究
○太田垣 晃一郎 [独立行政法人水資源機構]
齋 幸治 [高知大学農学部]
長谷川 雄基 [高知大学農学部農学科]
佐藤 周之 [高知大学農学部]
農業用水路の通水性能の評価・規定化に向けた基礎研究として,供用後の水理条件が粗度係数に与える影響について検討した.その結果,粗度係数の値は流況によって大きく変動し,とくにフルード数およびレイノルズ数との間に高い相関性が確認された.以上から,同一の材料・部材を用いて設計・補修された水路においても,供用後の水理条件により粗度係数が設計段階に用いられる標準値とは大きく異なる可能性が示唆された.
Keyword: 農業用水路, 通水性能, 粗度係数
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