地下水位制御システムが水田用水需要量に与える影響 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.504-505 , 2010

発表番号 [5-13]

Water budget evaluation in paddy fields with subsurface water level regulation system

KITAGAWA Iwao [National Institute for Rural Engineering]
HARAGUCHI Noburo [National Institute for Rural Engineering]
WAKASUGI Kousuke [National Institute for Rural Engineering]

地下水位制御システムが水田用水需要量に与える影響

北川 巌 [(独)農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究所]
原口 暢朗 [(独)農業・食品産業技術総合研究機構]
○若杉 晃介 [(独)農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究所]

地下水位制御システムFOEASは暗渠排水と地下灌漑の機能を併せ持ち、湿害と干ばつを回避し各作物に最適な地下水位の維持を可能とする。FOEASの導入による灌漑方法や営農形態の変化が地区の用水計画に与える影響についての検討はほとんどされていない。そこで、鹿児島県蒲生地区においてFOEASによる水稲栽培時の用水量を調査したところ、一般的な水田と比べて約40%(404mm)削減した。また、大豆栽培時の地下灌漑用水量は118mmであった。

Keyword: 地下水位制御システム, 水田用水量, 排水量
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