露地野菜畑における表面流出発生過程およびリンの表面流出について (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.556-557 , 2010

発表番号 [5-39]

Surface Runoff Occurrence Process and Surface Flow of Phosphorus in Vegetable Open Field

BANZAI KENJI [Na. Res. Inst. Agro-Environmental Sci.]
SHIBAYAMA MICHIO [Na. Res. Inst. Agro-Environmental Sci.]
NAKAMURA KEN [Na. Res. Inst. Agro-Environmental Sci.]

露地野菜畑における表面流出発生過程およびリンの表面流出について

○坂西 研二 [農業環境技術研究所]
芝山 道郎 [農業環境技術研究所]
中村 乾 [農業環境技術研究所]

露地野菜畑に傾斜枠を設け、降雨感知式カメラ、流量計、自動採水装置を置き、表面流出の発生を撮影し、表面流出量を測定し、水質測定用試料を採水した。農工研傾斜枠では、1分間隔の撮影により、斜面下端の水たまりの発生から実際の流出まで、11分の遅れがあり,10分間継続した。 土壌の飽和透水係数192mm/hrに比べて小さい雨量強度5mm/hrで表面流去水が発生した。土壌クラストにより、雨水の浸透が抑制されたと考えられた。

Keyword: 傾斜枠, 懸濁物質, リン
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