発表番号 [7-26]
Evaluation Based on Nitrogen Balance aboutDrainage Channel with Purification Function
Osawa Yo [Graduate School of Agriculture,Hokkaido University]
Yamamoto Tadao [Reseach Faculty of Agriculture,Hokkaido University]
Inoue Takashi [Reseach Faculty of Agriculture,Hokkaido University]
Nagasawa Tetuaki [Reseach Faculty of Agriculture,Hokkaido University]
窒素収支から見た浄化型排水路の浄化効果の評価
○大澤 陽 [北海道大学大学院農学院]
山本 忠男 [北海道大学大学院農学研究院]
井上 京 [北海道大学大学院農学研究院]
長澤 徹明 [北海道大学大学院農学研究院]
北海道東部酪農地域の浄化型排水路の浄化効果について検討した。排水路では流下に伴い,T-NとNO3-Nの濃度低下が認められた。とくにNO3-Nにおいて浄化効果が大きかった。すなわち,浄化効果の要因は脱窒作用にあることが示唆された。排水路における窒素収支から、脱窒による影響が浄化効果の7割を占めることが推定された。また,経年比較より窒素成分の浄化要因の割合に変化がみられ,継続して検討していく必要がある。
Keyword: 面源負荷, 水質浄化, 窒素収支
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