発表番号 [7-28]
Release Flux of Inorganic Nitrogen in Bottom Sediments in Tidal Flat of Interior Parts of the Ariake Sea
Koriyama Masumi [Faculty of Agriculture, Saga University]
Seguchi Masahiro [Saga University]
[Ariake Sea Research Projects, Saga University]
有明海奥部の干潟域底泥における無機態窒素の溶出フラックス
○郡山 益実 [佐賀大学 農学部]
瀬口 昌洋 [佐賀大学]
Alim Isnansetyo [佐賀大学有明海総合プロジェクト]
現地調査より,有明海奥部白石沖の泥質干潟域においてNH4-N溶出速度は夏〜秋季に高く,NO3-N溶出速度は年間を通して低いことが明らかになった.また,含泥率とNH4-N溶出速度の間には高い相関性が見られ,含泥率の増加に伴いNH4-N溶出速度は増加した.さらに,両者の関係式を用いて,夏季における奥部海底からのNH4-N全溶出量が推定され,全溶出量は陸域からのDIN負荷量と同程度であることが分かった.
Keyword: 窒素, 溶出, 有明海
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