発表番号 [8-21]
Habitat use of fish in marsh that was constructed by land readjustment project
NISHIDA_KAZUYA [National Institute for Rural Engineering/Japan Society for the Promotion of Science]
OHIRA_MITSURU [United Graduate School of Agriculture, Tokyo University of Agriculture and Technology]
SENGA_YUTARO [Institute of Symbiotic Science and Technology, Tokyo University of Agriculture and Technology]
土地区画整理事業によって造成された湿地における魚類の利用
○西田 一也 [日本学術振興会/農村工学研究所]
大平 充 [東京農工大学大学院連合農学研究科]
千賀 裕太郎 [東京農工大学大学院共生科学技術研究院]
本研究では,湧水を水源として造成した湿地における魚類の利用実態を調査した.その結果,ドジョウとホトケドジョウの成魚の湿地への移入および仔稚魚の移出が認められた.また湿地内では,これらの魚類に加えてモツゴ,メダカ,アブラハヤの生息が認められた.以上のことから当該地域に造成した湿地は,ホトケドジョウ・ドジョウの繁殖・成育場,アブラハヤの成育場,モツゴ・メダカの生息場となったことが明らかとなった.
Keyword: 湿地造成, 魚類, 自然再生
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