イシガイ類の拡散に関する研究〜寄生主であるヌマムツの移動距離について〜 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.886-887 , 2010

発表番号 [8-40]

Research on spread of Uniodae 〜Migration of Nipponocypris sieboldii〜

Kondo_Mio [Graduate School of Applied Biological Sciences, Gifu University]
Ito_Kengo [Faculity of Applied Biological Sciences, Gifu University]
Senge_Masateru [Faculity of Applied Biological Sciences, Gifu University]

イシガイ類の拡散に関する研究〜寄生主であるヌマムツの移動距離について〜

○近藤 美麻 [岐阜大学応用生物科学研究科]
伊藤 健吾 [岐阜大学応用生物科学部]
千家 正照 [岐阜大学応用生物科学部]

イシガイ類の寄生主であるヌマムツを対象として,夏季におけるイシガイ類幼生の一般的な寄生期間である1週間の移動距離について検討した.その結果,ヌマムツは,流れの上下方向に関係なく約2,000m移動することが分かった。そのため、イシガイ類が高密度で生息するビオトープ水田のような場所が少なくとも4,000m程度の間隔で整備されれば,その地域における広域的なイシガイ類の保全に有効であると考えられた.

Keyword: ビオトープ, イシガイ類, 寄生主
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