コンクリート水路における横断率がカエル個体群の消失可能性に与える影響 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.888-889 , 2010

発表番号 [8-41]

Impact of proportions crossing concrete canals on frog population disappearance

Mori_Atsushi [National Institute for Rural Engineering]
Koizumi_Noriyuki [National Institute for Rural Engineering]
Takemura_Takeshi [National Institute for Rural Engineering]
Park_Myeong Soo [Rural Research Institute, KRC]
Watabe_Keiji [National Institute for Rural Engineering]

コンクリート水路における横断率がカエル個体群の消失可能性に与える影響

森 淳 [農村工学研究所]
小出水 規行 [農村工学研究所]
竹村 武士 [農村工学研究所]
朴 明洙 [韓国農漁村研究院]
○渡部 恵司 [農村工学研究所]

カエル類のコンクリート水路横断を可能にする転落防止工や脱出工等について,水路の横断率が個体群の消失に与える影響を検討した。ニホンアカガエルの水田―水路―斜面林間の移動を表したモデルを作成し,水路横断率ごとに40年間での個体群の消失確率を反復計算した。消失確率はパラメータ値により大きく異なったため,その値の推定が課題であるが,消失確率を低くするには極めて高い横断率が要求されることが明らかになった。

Keyword: 農業水路, ニホンアカガエル, 脱出工
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