大気からの物質沈着を考慮した屋上緑化施設の流出負荷特性 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.736-737 , 2010

発表番号 [7-23(P)]

Characteristic of Load Runoff from Roof Planting Facility with Considering Atmospheric Deposition

OKAMORI_Shun-ichiro [Grad. School of Life and Environmental Sciences, Osaka Pref. Univ.]
HORINO_Haruhiko [Grad. School of Life and Environmental Sciences, Osaka Pref. Univ.]
NAKAGIRI_Takao [Grad. School of Life and Environmental Sciences, Osaka Pref. Univ.]

大気からの物質沈着を考慮した屋上緑化施設の流出負荷特性

岡森 俊一郎 [大阪府立大学大学院生命環境科学研究科]
堀野 治彦 [大阪府立大学大学院生命環境科学研究科]
○中桐 貴生 [大阪府立大学大学院生命環境科学研究科]

屋上緑化施設が大気からの汚濁負荷の流出特性に及ぼし得る影響について,プロット試験を行い実証的に検討した.その結果,屋上緑化施設の設置により,窒素に関しては年間で総沈着量の10〜40%が保持され,また酸性雨の緩衝作用が期待できることがわかった.しかし,一方で,植生や培地などからのCODやリンの流出負荷量が大気からの総沈着量に比べ顕著に大きくなり,基本的には施設が汚濁側に作用する可能性が高いことがわかった.

Keyword: 屋上緑化, 大気沈着, 流出特性
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