アカネ属3種の若齢幼虫のカニバリズムとギルド内捕食 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.834-835 , 2010

発表番号 [8-14(P)]

Cannibalism and Inter guild prey of early instar larvae in three Symprtrum species

Osada Yuki [Graduate School of Engineering, Tohoku University]
Jinguji Hiroshi [Miyagi University]

アカネ属3種の若齢幼虫のカニバリズムとギルド内捕食

○長田 祐輝 [東北大学]
神宮字 寛 [宮城大学]

本研究では、水田を主な生息場所としているアキアカネ、ナツアカネおよびノシメトンボのカニバリズムとギルド内捕食の実態を実験的に検証し、アキアカネの減少にかかわる生物間の相互作用について考察した。本実験の結果からアキアカネとナツアカネでは2齢から5齢までの若齢幼虫期では、カニバリズムによる生存率の低下は生じないと考えられた。一方、ノシメトンボは、アキアカネとナツアカネを捕食することが明らかとなった。

Keyword: アカネ属, カニバリズム, ギルド内捕食
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