アキアカネに低リスクな育苗箱施用浸透性殺虫剤の検討 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.100-101 , 2011

発表番号 [1-06]

Examination of low effect nursery-box applied insecticide on Sympetrum frequens

Jinguji Hiroshi [Miyagi University]
Ichikawa Yukiko [Miyagi University]
Ueda Tetsuyuki [Ishikawa Prefectural College]

アキアカネに低リスクな育苗箱施用浸透性殺虫剤の検討

○神宮字寛 [宮城大学]
市川友紀子 [宮城大学]
上田哲行 [石川県立大学]

本研究では、アキアカネに低リスクの箱施用浸透性殺虫剤を明らかにすることを目的に、ライシメータを用いた生態毒性評価を行った。カルタップ剤は、無処理区と同程度の幼虫生存率および成虫羽化率を示した。イミダクロプリドとフィプロニルでは、幼虫と成虫が確認できなかった。ジノテフランでは、幼虫生存率が小さく、幼虫の成長速度が低下していた。アキアカネ保全の観点から、カルタップ粒剤の施用が望ましいと推察される。

Keyword: 環境影響評価, 生物多様性, 生態系
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