発表番号 [1-12]
The relationship between distribution of Unionidae and sediment in drainage canal
KONDO Mio [The United Graduate School of Agricultural Science, Gifu University]
ITO Kengo [Faculty of Applied Biological Sciences, Gifu University]
SEMGE Masateru [Faculty of Applied Biological Sciences, Gifu University]
農業用排水路におけるイシガイ科二枚貝の生息分布と底質環境との関係
○近藤美麻 [岐阜大学大学院連合農学研究科]
伊藤健吾 [岐阜大学応用生物科学部]
千家正照 [岐阜大学応用生物科学部]
農業用排水路においてイシガイ科二枚貝の生息状況と分布地点の底質環境について調査を行った結果,成長段階により分布する底質環境に違いがみられた.未成熟個体は粒径が大きい底質材料の表層付近に生息している割合が高く,一方,成熟個体はより幅広い底質環境で確認された.そのため,本研究で対象としたイシガイ科二枚貝については,成長段階が低いほど底質環境,とくに底質材料が分布状況に与える影響は大きいと考えた.
Keyword: 排水路, イシガイ科二枚貝, 底質環境
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