発表番号 [1-29]
Comparison of adaptability to environmental change in killifish and mosquito fish
Oda Toshifumi [Graduate School of Applied Biological Sciences,Gifu University]
Ito Kengo [Faculty of Applied Biological Sciences, Gifu University]
Senge Masateru [Faculty of Applied Biological Sciences, Gifu University]
メダカとカダヤシの環境変化に対する適応性の比較
○織田敏史 [岐阜大学応用生物科学研究科]
伊藤健吾 [岐阜大学応用生物科学部]
千家正照 [岐阜大学応用生物科学部]
本研究では水温と水深に着目し,メダカとカダヤシの分布および行動について検討した.その結果,高水温条件ではカダヤシの行動が活発になり,メダカを駆逐する可能性が大きくなる.一方,低水温条件では両種の行動が鈍り,共存状態となる.また,水温低下による影響はカダヤシの方が顕著であり,冬期の低水温がメダカの保全には重要な要素であると考えた.しかし,過度の水温低下はメダカの生存にも悪影響を及ぼす可能性がある.
Keyword: 生物多様性, メダカ, カダヤシ
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