変数をコロケート配置した場合のSMAC法と部分段階法の結果の違い (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.168-169 , 2011

発表番号 [1-40]

The Difference between SMAC Method and Fractional Step Method in results when Collocated Arrangement

Namihira Atsushi [National Institute for Rural Engineering]
Shimada Masashi [Graduate School of Life and Environmental Sciences, Univ. of Tsukuba]
Kouketsu Hikaru [Graduate School of Agricultural and Life Sciences, Univ. of Tokyo]

変数をコロケート配置した場合のSMAC法と部分段階法の結果の違い

浪平 篤 [農村工学研究所]
島田 正志 [筑波大学生命環境科学研究科]
○纐纈 光 [東京大学農学生命科学研究科]

流れの数値解析では,堰・魚道等の複雑な形状を計算で表現するために,座標を曲線にした一般座標系を導入し,コロケート配置した方がよいとされる.しかし,非圧縮流れの解法であるSMAC法では,この場合,部分段階法より不安定になりやすいとされている.この違いをカルマン渦流れの計算から明らかにした.その原因としては,SMAC法では,圧力とその補正値とで勾配の計算に用いられる格子点の範囲が異なることが考えられる.

Keyword: 数値流体力学, 非定常非圧縮性流れ, カルマン渦
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